中性子線遮蔽材PPCの特徴   -NeutronShielding Materials-

  条件・単位 PPC-V PPC-B
比重 g/cc3以上 0.940 0.955
窒素濃度 %以上 12.4 12.0
炭素及び水素濃度 %以上 99.0 96.2
ホウ素濃度 % 無し 2/+0.7, -0.2
温度安定性 287℃、24時間後 溶融、流れ、ひび割れ、膨れ、盛り上がりなど
ひずみ無し
溶融、流れ、ひび割れ、膨れ、盛り上がりなど
ひずみ無し
加熱減量 287℃、24時間後%以下 1.5 1.5
熱膨張 21~177℃、厚さ方向
ppm/℃
413.8 413.8
21~177℃、幅・長さ方向
ppm/℃
258.6 258.6
※上記は代表値です。

その他の特色

  • 優れた中性子線吸収性能
  • 連続使用176℃、瞬間315℃の高温安定性
  • 低い加熱減量 1300時間で1.5%
  • 安定した放射線吸収量 -109rad
  • 低い比重 0.945g/cc3
  • 優れた化学薬品耐性
  • 木材加工機での加工が可能

その他、中性子線遮蔽の為のデータ

A 中性子線吸収能力および窒素含有量

  1.PPC-Bタイプはホウ素2%相当の炭化ホウ素を含有する。

  •      水素 12%  炭素 84.5%
  •      比重 0.945g/cc3   窒素密度 0.126g/cc3

B 材料特性の放射線耐性 / 変質

  1.中性子暴露の影響

  グレート PPC-V PPC-B
単位/照射条件 107rad / 176℃ 108rad / 176℃
水素放出ファクター ×10-5Mol/rad-lb 5.4 3.7
H2 59.0 74.6
CH4 15.5 4.8
C2H6 9.4 3.6
C3H8 2.9 1.0
N2 2.0 8.7
O2 0.4 0.8
CO2 6.3 2.6
C5~C7 3.7 2.5
※上記は代表値です。

C 構造的強度/金属被覆の必要性が有る場合にはシートの中心12インチ(30センチ)より外側を補強してください。

D 粉体の析出はない。

PPC中性子線遮蔽板と他のプラスチックの代表特性比較

  条件 単位 PPC ナイロン 高密度ポリエチレン 低密度ポリエチレン アクリル フェノール
加熱減量 24時間
204℃真空
25.4mm厚当たり
% 0.6 溶ける 溶ける 溶ける 溶ける -
2時間
260℃大気中
25.4mm厚当たり
1 溶ける 溶ける 溶ける 溶ける -
比重   g/cc3 0.94 1.15 0.96 0.92 1.2 1.3
硬度 ロックウェル   M40 R115 R15 R10 M95 M95
引張強度   kg/cm2 175.77 562.46 210.92 105.46 703.07 492.15
伸び   % 30 250 100 100    
アイゾッド
衝撃強さ
ノッチ付き 10-2J/cm 81.43 108.58 54.29 - 21.72 16.29
融点   無し 204 71 66 149 chars
吸水率 24℃
14日間
増加率
% 0.005 1.6 0.01 0.02 0.3 0.2
誘電正接 23℃
60Hz/秒
  0.0018 0.02 0.0005 0.0005 0.04 0.1
23℃
1MHz/秒
  0.0023 0.02 0.0005 0.0005 0.03 0.05
誘電率 23℃
60Hz/秒
  2.74 3.8 2.3 2.3 4.0 5.5
23℃
1MHz/秒
  2.46 3.8 2.3 2.3 2.6 5.0
加工品質     非常に優れる 優れる 優れる
連続
使用温度
  176以上 82~149 121 82~100 60~93 121
崩壊温度     -56 -73 -62 - -
※上記は代表値です。